用途地域を確認しておきましょう。
用途地域とは、国が決めた土地の使い方です。
居住地域は3階建て以上の建物が建てられず、逆に商業地域や工業地域は規制が少ないのです。
まずは居住地域です。
住まいとしてのマンションでしたら、住居地域に建てられたマンションが適しています。
利便性には欠けますが、住むだけならば、名前の通りベストです。
例えば、第一種低層住居専用地域で、3階建て以上の建物は建てらません。
高い建物が建たないので、日当たりも良好。静かな住宅地です。
次は、商業地域です。
駅前は基本的に商業地域なので、あまり規制がありません。
駅から近くて便利です。
しかし、ある日突然、自宅の前にラブホテルが建設されることもあります。
日陰の規制も無いので、日当たりは考慮されていません。
駅前のマンションは仕事優先の方には、適しています。
住む家としては、不適切かもしれません。
また、「眺望がいい」というキャッチフレーズにも注意しましょう。
その隣にもっと大きいマンションが出来たらアウトです。
ただの「大きなマンション」に成り下がります。
そういった不運に遭遇しないためにも、購入前に、用途地域は確認しておきましょう。
用途地域を確認することは重要事項です。
自分がマンションを買う目的に合った、用途地域を選択しましょう。
住まいとしての価値を考えると、住居地域に建てられたマンションの方が、住まいとしての価値が高いです。
利便性にはかけるかもしれないかもれませんが、住む場所には適しています。
逆に、仕事としての価値を考えると、商業地域に建てられたマンションの方が、価値が高いです。
利便性は良いのですが、住む場所には適していません。